2015年03月06日

行儀のよいソフトしか受け入れないOSベンダーが多くなれば企業はLinuxに全面移行するだろう

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みんなが「Surface」を使う未来
「Windows 10」で加速する“古き良きクライアントPC時代”の終わり

Windows 10の新しいモバイル機能はMicrosoftのデバイスで最もうまく機能する。企業がPCやタブレットを選ぶ際は大きな影響を受けるかもしれない
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ソフト開発をやっていて思うのは、Windowsがカスタマイズを拒絶していく傾向が年を負うごとに強くなっていることだ。APIレベルでそれはもろに感じる。ソフトウェアはOSベンダーの「しきたり」に絶対従わなければならなくなり、ユーザの使い勝手を大きく左右させている。すべてはOSベンダーの利益にかなうかどうかであり、それに反するものはサードパーティを締め出していく。

たしかにそれは私企業としては当然の行動だろう。しかし、事実上の公共材となっているオペレーティングシステムにそのような論理が完全に正当なものとは言えなくなって来ている。各個人や各企業の文化や習慣までも強引に変えてしまうのであれば反発が起きるのはWindows8でも明らかなことだ。


ずっと前からAppleは自社ハードがあるから当然その姿勢が顕著であるが、Microsoftも自社ハードを売るようになってそうなってしまうのであれば、WindowsはMacOS同様、マイナーなOSになってしまうだろう。

携帯電話のアプリで、OSベンダーの介在が強力な状況でも成功を収めているのを見てMicrosoftはAppleをまたしても真似したのだろうが、いずれオペレーティングシステムが今と比べても簡単にカスタマイズできるようになり、ハードを買ったら自分好みのOSを入れるような時代が来るだろうと筆者は推測する。なぜなら人は常に自由を求めているからだ。現在のMicrosoftは中央集権化を進めて自らの首を絞めている事を理解していない。

加えてハードもソフトの様に設計、製造できるようになれば、贅肉のない,つまり極めて低消費電力でコンパクトな製品が市場に出回るだろうし、商品にしないで自己消費する企業も多くなると思われる。例えば大企業が従業員専用のスマートフォンを開発して使わせるような状態になるという事だ。その際、コスト削減のために現在の大手ITベンダーに大きく依存しないようあらゆる方策を採るだろう。

自社の一極集中を目指して現在のOSベンダーは中央集権化を目指しているが、いずれはそれが破綻し、ハイテク製品やそのソフトもホームセンターの日用品のようになっていくだろう。
posted by danpei at 11:02| software