2015年07月06日

ギリシャ問題で日本への影響は限定的なんて、とても思えない

テレビで若手の専門家がギリシャ問題で日本への影響は限定的と言ってたが、能天気すぎるね。表の帳簿だけ見ている人が言う台詞だ。
今の時代はデリバティブと言う借金の付回しが実態が分からないほど横行しているのを忘れたのか?
リーマンショック時の流行り言葉だった、倒産保険であるクレジットデフォルトスワップ(CDS)は払わないでもいいとか専門家が言っている報道をちょっと前に見たが、そんなモラル崩壊の事を言っていいのだろうか?そもそもCDSなんて機能するのかと最初から筆者は思っているのだが。国家破綻時の保険なんて、いくら大きな金融機関でも扱えるのか?それも保険と言うより実質は賭けなのだ。

西欧で一番の経済大国ドイツは輸出で稼いでいる国家であり、対外債務は日本の約2倍強、対外債務GDP比ではギリシャとほぼ同じ185.1%。つまりドイツは極めて外国に翻弄されやすいからギリシャに強く出ることが出来ないのだ。EU内の最強国家でこんなんでは他は推して知るべし。テレビ報道で言うEU全体の危機が現実化する可能性も出てきたら、日本は高みの見物でいられるのか?
http://www.kabu-gakkou.com/2011/12/post_468.html

筆者の予想では表向き株価が一時的に下がって、また捏造した指標を根拠に上がりだし、少しだけ円高に振れていって専門家の予想通りの展開になるが、経済実態は今でも多くの人が実感しているように各種経済指標から更に大きく乖離したものになっていくのは確実だ。 なぜなら、現在の経済システムは常に経済拡大しないと破綻する仕組みで、かつ経済規模の拡大に応じて貧者も多く必要になるので、地球の容量を超えた経済規模は不可能にも関わらず人口増加をやめずに結果的にどんどんと制御不能なレベルまで貧民を増やしているからだ。今ではもっと悲惨な難民も多くなってしまっている。だから今の経済指標は現支配体制を維持するために、ほとんど脚色に近いと思っている。
 真綿で徐々に締められていくような不況が長期間続くと思うね。 日銀黒田総裁の「景気は徐々に上向いている」という、使い古された空虚なフレーズを何度も我々は聞かされている。

まず、ユーロと言う通貨は基本的に「規律」を無視した通貨なのは明らかだ。この不純な動機からしてうまく行かないことは明らかだ。各国の非常に都合の良い部分をまとめて、加盟各国は不純な結婚をしたのだ。
経済強国は弱小国家がユーロに加盟することで通貨価値が低くなり輸出競争力が上がる。
弱小国家がユーロに加盟すると、国際的な信用がかさ上げされてカネを借りやすくなるし今回の様に経済強国に無理強いすることも出来る。
どっちも都合がよすぎる。
ギリシャもその他ユーロ加盟国家もどっちもどっちだ。

通貨統合も経済統合も結婚も、同じような間柄でしかうまく行かないと思うね。統合することで両者の長所が更に伸ばされ短所はうまくカバーできるなんて実際は違うよ。本当に統合したいのであれば、教育制度から取り掛からなくてはならない。郷に入れば郷に従えなんていう、自分達のだらしなさの言い訳なんて通じない厳しさが必要になるだろう。悪い伝統は否定されなければならない。

個人的はますます自給自足に更に重きを置いた暮らしをしなければと思うようになってしまったね。
posted by danpei at 21:17| 政治経済