2015年12月03日

世界大戦はもう免れないようだね

英首相 空爆範囲をシリアに拡大する議案を提出

もう正直言って淡い期待も断念せざるを得ない時がきたようだ。世界大戦はもう免れないだろう。数年前は五分五分の確率でまだ望みがあると思っていたが、アメリカの執拗な戦争醸成で考えを変えざるを得なくなった。主にCIAが主導してるのだろうが、オバマでさえシリアのアサド政権打倒を言っているのであり、これは気に入らない政府は武力で変えるまでと明言しているのと同じことであり、全く弁解の余地は無い。イラクのフセイン大統領を崩壊させたときと全く同じだ。

 今回はイラク戦争と違って既にロシアが中東で軍事作戦を行っている。欧米側同様イスラム国打倒と言う目的だが、実質ロシアVS欧米になっている。複数のメディアが報じているようにイスラム国は欧米の別働隊であり、現シリア政権打倒が主な目的だ。その政権の後見人がロシアである限り欧米VSロシアの実質的な戦いは始まっている。エジプトでのロシア旅客機テロ、トルコのロシア軍機撃墜も本格的な戦争の前触れだろう。

欧米がなぜシリア政権打倒になぜ血道を上げているのかは、石油利権関連だそうだが、ロシアも経済的に欧米側に属されては困る場所がシリアなのだろう。それ以前になぜロシアVS欧米なのかは「なつはぜ広告」にも書いた。

FRB議長のイエレンが今月利上げすると言う報道からも世界大戦は近いのだろう。かつて利上げ後に世界大戦は始まっているそうだし。何度も述べるが、今の経済システムは貧者をこき使ってその上がりをいただくシステムに過ぎず、その貧者が豊かになれば経済が低迷し、それをリセットするために戦争が必須だ。戦争がないと、デフレと利率低下により極限にまで貨幣価値はゼロに近づき、現在の金融制度、つまり今の経済システムは事実上崩壊してしまうからだ。
 だから現在の利率がゼロに近いかそれより下げざるをえない各国の利率を人為的に上げると言うのは、経済崩壊を人為的に崩壊に導くことしか考えられない。アメリカ経済は好調などと、経済ニュースでは耳にタコが出来るぐらい毎日言っているが、所詮他国からカネや物を強奪して成り立っている国にすぎず、また国民を借金漬けのメンタリティーにして消費拡大させているだけで、かりそめの好況だ。本当に好調なら政府機関閉鎖の報道が毎年ニュースになるなんて全く考えられない。極度の利己主義が蔓延して大企業は好業績でも連邦政府にカネが入ってこないで疲弊しているのだ。

それにしても最近の報道を見聞きすると、ヨーロッパの首脳らも結局アメリカの犬なんだなと思ってしまう。フランスに続いてドイツもイギリスも参加しようとし、いずれするのだろうし。
 イスラム国に対して兵糧作戦を意図的にしない欧米側がいくら空爆を行おうとイスラム国は決して無くなることはないだろう。NATO加盟国のトルコがイスラム国の石油を密輸していると、プーチンがついにイスラム国と欧米側がつるんでいる一端を喋ってしまったし---洗脳されたYahooコメントの連中はプーチンが馬鹿な事を言っているという論調だが---イギリスやドイツのメディアでも同様の指摘した記事が出ている以上嘘とは思えない。それに、筆者は武装集団にすぎない組織が大国が束になってかかっても崩壊しないのは余りにもおかしすぎると思っている。しかも支配地域はどう見ても不毛な場所で何らかの外部からの助けが無い限り大きな組織として機能するとは思えない。

いずれロシアはイスラム国打倒、アサド政権保護のためにNATO加盟国の一つを攻撃するだろう、もっともらしい理由をつけて。そうなればNATO側、つまり欧米側は反撃して-- 内心嬉しがる上層部も多かろうが -- 大量の武器を償却でき経済が回り始めるのだ。でもその戦争経済は現在の経済システムを完全崩壊させるための後戻りの出来ない道になるだろう。戦争をしてもしないにせよ、今の経済システムは完全に崩壊する運命にあるのは明らかであり、それを延命させるための戦争なのだ。言い換えれば現在の経済システムの最大の恩恵を得ているアメリカの延命である。

世界各国で平和を求める人たちは以前より多くなってきているようだが、それ以前に欧米の支配層が世界に対してずっと前から行っている憎悪の醸成が巨大な慣性力として蓄積されており、それを封じるのは難しい状況だ。一番寒い季節が日の一番短い冬至でないように、戦争を醸成する悪党どもの勢力が最盛期から退潮してから戦争が起こるのだろう。悪党どもの勢力が衰えた頃に彼らの望んでいた戦争が後れてやってくると言うことは、彼らが弱っている時に戦争をやらざるを得なくなるということであり、要するに欧米側は完全な敗北となるのだろう。

posted by danpei at 09:44| 政治経済