2016年02月13日

北朝鮮の拉致問題はアメリカの世界支配がなくならない限り絶対に解決しない

拉致問題進展、困難の見方 「調査委解体」受け政府高官

毎回拉致被害者家族のインタビューをテレビで見ると気分が悪くなるからすぐに別のチャンネルに変えてしまう。言うことは分かりきってるし、筆者自身何も出来ないもどかしさと、日本政府の実質何もしない態度による腹立たしさに憤懣やるかたなしと思ってしまうからだ。

この問題はアメリカの世界支配がなくならない限り絶対に解決しない。これは歴史的に見ても、アメリカの外交姿勢から見ても明らかなことだ。

今の北朝鮮、韓国が出来た背景を見れば明らかだ。両国が誕生したきっかけとなった朝鮮戦争で、なぜ今のような分断が起きてしまったのか。これはあえて火種を残すために今の分断が出来ているのだ。では、なぜ火種を残して置くのか?アメリカの軍産複合体の利権創造と利益保全、極東アジアの経済利権を周辺諸国から取り上げ、アメリカが横取りするためだ。すべてはアメリカの経済問題なのだ。これは中東の石油利権を掠め取るためにこしらえたイスラエルと実質的に同じだ。
朝鮮戦争時、ソ連が北側のバックにいたが、当時のソ連はこのサイトで何度も指摘しているように、ロシア革命で英米の資本家に乗っ取られた国であり、要は実質敵味方同じスポンサーによる戦争をしていたのだ。無論、ソ連邦設立以前からロシアは南下政策はあったのだが、ロシアが当時のソ連でなかったら状況が今と違っていたと筆者は思っている。

敵味方が同じスポンサーによる戦争は、本物の戦争ではなく、戦争ごっこであり、全くやる必要のない戦争であり、当事国からすれば人も資源も破壊されるだけの散々なものだ。これはベトナム戦争でもそうだと思うし、確信は持てないが1970年代終わりのソ連のアフガニスタン侵略も多分そうだろう。

表面上の歴史ではそのようなことは表沙汰になることはない。こんな事がばれてしまったら、国家も蹂躙するあくどい商売が出来なくなってしまうからだ。首謀者は足がつかないように直接指令を出すのは極めて巧妙なかたちで、指令だと外部からは思わせないように細心の注意を払っていただろう。特殊詐欺の首謀者であるヤクザが、末端の実行部隊の人間を支配するやり方と同じだ。表の歴史ではその末端の人間が首謀者とされ断罪されるだけで真の首謀者はお咎めなし。

最近北朝鮮が国際社会に何度もケンカを売るような事をしているのは、裏を返せばアメリカの危機ではないのかと思っている。これまでうまくやってきた、正義を偽装した戦争が出来ないので、戦争がない限りアメリカの資本主義は遠からず破綻するからだ。
アメリカの意向により、北朝鮮は一線を越えることは多分ないだろう。あったとしても極めて限定的であり、極東アジアが回復不可能なほどのダメージを被るようなことは絶対に起こさないはずだ。なぜならアメリカは経済利権を破壊したいとは思えないからだ。ましてアメリカ本土に北朝鮮のミサイルが飛ぶなんてのは、911事件のやり方を踏襲するなら可能性があるとは思うが、かなりアメリカがお膳立てしないと無理だろう。

posted by danpei at 09:42| 政治経済