2016年03月18日

ショーンKは政治経済番組もエンタメだと知らしめた男


(よくよく思い起こせば、この男は日経電子版CMの田中氏のようだ)

週刊文春に貴重な時間を奪われてしまって本当に困っている(笑)。
本質的には大したことのない情報なのに、それで何も手がつけられなくなってしまっている。のりピーの麻薬逃亡以来だ。それで今ではそののりピーが(やはりと言うか)復帰して天下国家を語っている(笑)。昨日保釈されたシャブ中毒の清原番長ももちろん、いずれはテレビに出てきて「経験者は語る」みたいな番組で、テレビが彼をいっぱしの評論家のように見せるよう脚色して、この世を語り、批評するのだろう(笑)。かなりの確率で視聴率が稼げるのだから、当然だ。

ショーンKは、筆者が聴いていたJWAVE(FM局)で小曽根真の番組枠を奪ったもんだから、その時点でいい印象はなかった。それに明らかに見た目と、語り口、加えて、内容も心地良い、うすっぺらい内容でリスナーを引き付けているだけの男と言う印象しかなかった。プロフィール写真が余りにもかっこよすぎるからだ。

そもそもJWAVE自体が、そのような人ばかり採用している。FM局だから当然語りがうまく、声も魅力的で、英語に堪能で(ショーン氏はそれさえも嘘のようだが)、おしゃれな雰囲気を持っていて、中身のない軽薄(に見えるよう)な人ばかりだ...言っちゃあ悪いが。小曽根真も英語に堪能で、ジャズピアニストで海外アーティストと知り合いが多くJWAVEの御眼鏡にかなう人物なんだろう。(筆者はジャズが好きだから小曽根氏の番組を聴いていたのだ。彼のうんちくが聞きたかったのだ。)
 これはFM局全般に言えることだろう。JWAVEはそれでも時事問題やショーンKが扱っていたビジネス関連の話題も提供しているのだが、、基本リスナーは他人事のように聴いているんじゃないだろうか? このようなFM局を聴くリスナーは、自分の事として考えているとは思えないからだ。なぜなら、基本的にFM局はリスナーの心を癒すために存在しているのであり、リスナーは面倒な問題など本当なら聞きたくない筈だからだ。だから時事問題もビジネスも、基本はおしゃれの一つという観点で提供しているように思えるのだ。

それでショーンKの嘘が週刊誌でバラされて、FM局の軽薄さが改めて、筆者に再認識させられた。しかし、彼の偽装のレベルは多くの人の想像を遥かに超えており、はっきり言って、大笑いしてしまった。凄すぎる。今では、彼に感心してしまうというレベルにまで達している。筆者の彼に対する最初の見立ては基本的に間違ってなかったが、それが余りにも度を越しているため、マイナス評価が逆にプラスになってしまったのだ。

多分組織的に嘘をついていて、クライアント側もあうんの呼吸で知っていたのではないのかと疑っているのだが、仮にそうだとしても、ここまで騙していたのは本当に凄すぎる。掲示板の書き込みからの情報なので本当かどうか知らないが、講演先(またはセミナー)がNTTデータ、読売新聞、東京大学、ウォールストリートジャーナルなどなど、本当に笑ってしまう。でもフジテレビが情報番組でメインキャスターに据えたぐらいなんだから、複数の有名企業を騙していたのは間違いないだろう。テレ朝なんて1年も報道ステーションでコメンテーターとして起用していたそうだし。加えて、今回初めて知った、あの不可解な鼻でもっともらしい事をしゃべって、多くの人に「なるほど」と思わせていたのだから、滑稽極まりない。

彼は、政治経済番組が全くのエンタメ番組で、視聴者を楽しませるだけのショーだと知らしめた男だ。他人事の様に批評して、視聴者を慰め、楽しませ、時にはほろりと泣かせて、感動の映画でも鑑賞しているような気にさせられるよう仕向ける男だったのだ。

筆者は、ライブドア騒動以後から、コメンテーターの発言はその道の専門家であろうと話半分に聞くようになった。コメンテーターは基本的に局の意向に沿わない発言は出来ないからまったく信用できない。
 だから基本的に番組でコメンテーターの発言が出たらその番組の視聴をやめる事が多くなったので、ショーンKであろうと誰であろうとどうでも良くなっていた。コメンテーターの発言が本当に参考になるのはせいぜい20代前半程度までの人だろうと思っている。

そういう認識だから、筆者はテレ東の経済番組でさえエンタメ番組と思うようになっている。経済指標や中央銀行の発表も嘘にまみれていると思っているからなお更だ。だから、このブログエントリーの最初に貼り付けた日経電子版のCMは、まさにそのエンタメにしか過ぎない経済番組または経済紙を暗に揶揄しているとしか思えないのだ。(前から日経のCMは、おちょくったCMばかりで面白いと思っている)。
 TVCMはこのように社会の真相を皮肉ってお笑いにしているものがあり、まやかしで人を癒しているテレビ番組よりずっと真実を伝えているものが見受けられる。江戸幕府を直接的に批判できない絵師が妖怪を描いて皮肉ったのと同じだ。

とどのつまり、ショーンKは、企業幹部が集結した会議場で熱弁をふるう玉山鉄二と同じ役割だったのだ(笑)。最後の恥ずかしいオチまで同じだったわけだ。



posted by danpei at 10:54| media