2016年04月03日

SONYのテレビは居間の音楽プレーヤー代わりになる

ラジオ、ネットラジオ、音楽ファイルを居間で一元管理して使うために、コンポや、AVアンプなどを何週間も物色していた。テレビで使用している外部スピーカーを共用させるためだ。しかし、どれもこれも帯に短したすきに長しで、これだと言うのが見つからない。

単体のブルーレイプレーヤーのような、平たい奴で、アンプとラジオ、ネットラジオを含めたネットワークプレーヤー、CDプレーヤーがあれば言うことないのだが、そのようなものは見つからない。
 しかし、AVアンプならCDプレーヤーはないが、上記の要望に応えられる。しかしAVプレーヤーは基本的に大きく消費電力もかなりある。スピーカーをいくつも鳴らすから当然だ。筆者はAVアンプが可能にするサラウンドまでは必要としないから余計なものだ。
でも、消費電力に目を瞑れば、テレビと一体化して電源を制御できるし、使い勝手は良くなる。とはいえ、何万も払ってちょっと大げさすぎる。

それで、テレビの機能を改めて調べた。まさかテレビが音楽ファイルを再生できるとは思わなかった。試しに音楽ファイルがたくさん入ったUSBメモリを再生したら、非常に音が良いので驚いた。今まで聞いた中で一番良いと思えるほどだ。余程耳が肥えた人でない限り、この音を聴いて悪いとは思わないだろう。しかし、テレビに内蔵されているスピーカーを使うのであればでは全くダメだ。特に筆者のテレビ(KDL-40EX750 http://www.sony.jp/bravia/products/KDL-40EX750/)はそうだ。


筆者は、テレビのイヤホンジャックの出力から、3000円程度で購入できる、いわゆる中華アンプを介して外部スピーカーを接続している。このスピーカーはKENWOODのK-521というコンポに付属しているスピーカーだ。その程度のものであるが、テレビにしては音質が良すぎて、TVCMがうるさいと思えるほどだ。というのは低音がかなり効くのだ。とは言っても昔のモコモコした低音ではなく、非常にクリアなので、雷鳴の音がスピーカーから出た時、最初本当に雷が来たと思って窓の外を見てしまった程だ。それでも単に低音だけ優れていると言う認識だけだった。

今日初めて過去に取り溜めていてこれまでほとんど使ってなかったUSBメモリにある音楽ファイルをテレビで再生したら、まさかここまで分解能が高いとは思ってみなかった。MP3ファイルなのに、圧縮されたと言う感じがなく、CDで聴いた時以上の音質に感じられたのだ。最初ロックを聴いたから、低音が出るしロック向きかなと思ったが、分解能が非常に高いのが気になって、クラシックを聴いたら、空気感や奥行きが感じられるので本当に感心した。これまで聴いたウチにある音楽機器の中で多分一番音が良い。

加えて良いと思ったのは、曲の選択性のやりやすさだ。当然テレビ画面を使ってやるので、遠くからでも問題なく選択できるし、曲数も多く表示できるし、フォルダ選択もリモコンから簡単に出来る。レスポンスも良い。ソニーはユーザインターフェイス部分は入念に作りこまれているから、テレビにとってはおまけの様なUSBメモリ内の音楽再生でも、表示の仕方が高級感あふれる。再生中は時間と曲名、アルバム名、アーティスト名が白色で出るだけ、背景は真っ黒と素っ気無い。音楽だけなのにテレビ画面表示するのは電気がもったいないような感じがするが、この選択性の良さはコンポ単体では真似できない。リモコン代わりにするためのスマホアプリがあれば別だが、普段からスマホの電源を落としている筆者からすればスマホ操作は家庭内LANが必要となり、面倒だし(無線LANを消しているときが多い)、大げさすぎる。テレビのリモコンだけで音楽を選択し再生できるのは非常に手軽だ。

NAS購入も検討していたが、筆者からするとこれも大げさすぎる。なんせ8GBのUSBメモリでこれまで買ったCDがほとんど入ってしまうのだ。
今ではこの十倍以上の容量のUSBメモリがあるのだから、余程の音楽好きでない限り、音楽専用サーバーはUSBメモリだけで十分だろう。

しかも筆者のテレビはDLNAクライアントにもなるようだからNASやPC,Mac上のファイル再生も可能だ。
つまり、映像や画像も再生できるメディアプレーヤーだと今更ながら筆者は認識したのだ。

今までなぜそれに気づかなかったのは、テレビ単体ではWi-Fiがオプションでネットワークにつなげられなかったからかもしれない。
今回それを解消するためにイーサネットコンバータ用として無線LANルータを購入した。テレビのネットワーク機能を試してみたくなったからだ。

ネットラジオは以前買ったBluetoothアダプタの出力をテレビのアナログ入力にすれば、以前使っていたコンポを使わなくて済む。この際、映像入力端子にケーブルをつないでないと、入力切替ができない。この使い方だとテレビは単なるセレクタになってしまうのだが、バー表示される内臓の消費電力は最大値の1/4程度なので多分20W程度ぐらいだ。さすがにこれは音質が悪いと感じてしまうが、BGMとして聴き流す分にはいい。でも音質や消費電力よりスマホをいじる手間の方が問題だ。ありえないと思うが、テレビがラジコやtuneinなどのネットラジオをサポートしてくれれば申し分ない。

多分ソニーはデジタル信号のデコード部分が非常に優秀なんだろう。データの補完技術やアップコンバージョンのアルゴリズムが優れているのかもしれない。しかし最後の最後でへぼいスピーカーにして損をしている。
まあ、最近のテレビはどれも同じようなものだろう。音質向上のためのサウンドバーもスタイル優先だし店で少し聴いたが音がいいとは思えなかった。
加えてソニーはパワーアンプ部分もどうも良いとは思えない。ソニーのハイレゾコンポを店で何度聴いても良いとは思えなかったからだ。

結論として音楽プレーヤとしてソニーのテレビを使えば、手軽に遠くからでもストレスなく使える。その際、お気に入りのアンプとスピーカーは別途必須だ。
(ちなみに残念ながらウチのテレビではウォークマンをテレビのUSBにつないでもファイル形式が特殊なようなので再生は出来なかった。しかしウォークマン内にあったPCで変換した映像ファイルは再生できた。酒井素樹の「余命」だ(笑))

追記:今日(4/5)テレビをネットにつなぐためのルーター(イーサネットコンバータとしての利用)が届いてネット接続をしたが、テレビ自体のレスポンスが余りよろしくない。Webブラウザが大きなHPだとクラッシュして、勝手にリブートした(笑)。でも動画自体は問題なく再生できる。多分高速ルータを使わなくても問題ない。BSデジタル(FullHD)でも24Mbpsで済むんだし、安物でも300Mbpsもでるのだから当然だ。まあ、電波干渉のひどい都会で家族が何人もいる環境では辛いのかもしれないが。
 NECの無線LANルータであるAtermの新製品が出て、HPが新しくなったが、まさか、一番安い機種でもイーサネットコンバータの機能があるとは思わなかった。NECがちゃんと機能比較表に載せていなかったから上位機種を買ってしまったのだ。NECなら安物の3000円程度のものでも問題なく使えるだろう。
 テレビにあるSony Entertainment Network(SEN)は認証に失敗したと原因不明のエラーが出てくるので、直接親機のルータからネット接続して設定しようとしたがダメだった。それからソニーのホームページを調べるとテレビの更新ファイルの存在があるのに気づき、ダウンロードしてUSBメモリにコピーして更新した。その後1107とか言うエラーに悩まされたが、適当にいじったらうまく行った。ったく、テレビもアップデートする時代になるとはね。

そのSEN内のツタヤでターミネーターの新作を見たが500円もする。楽天で調べたら170円+送料210円だ。配送コストがないのに高すぎるね。旧作は50円で借りられるし、CDもそうだ。これだから音楽マニアは何枚も借りてリッピングしているのだろうからHDDが一杯になるってわけだ。でもそんな事していると作品のありがたみがなくなってしまうような気がする。
 ウチのテレビはWAVも再生できるから買うのを躊躇してたCDを借りてライブラリにしようか? しかしウォークマンにあるソニー謹製のATRACファイルは再生できないようだ。なんだかなあ。
 筆者の耳ではハイレゾなんて必要ない。まあいずれこれも見向きもされなくなるんだろうから、コストダウンされて安く再生機器や音楽ソースが出回るのだろう。何せ今の時代、過当競争に加えて、面倒くささの方が先にたつ時代だ、ちょっとでも敷居が高いと見向きもされない。
posted by danpei at 16:08| hardware