2016年07月23日

現在のWindows7/8の環境を残したまま新しいディスクにWindows10をインストールする。

(更新 8/15 更新内容は最後に)
正直Windows10は使いたくはなくてUNIXを入れるべきではと思っている所なのだが、仮に今使っているPCから新しいPCにして新規にWindowsを使うとなるとWindows10を購入することになり、それを考えると、いったんアップグレードしてしまえば、Windows7/8のプロダクトIDだけあれば、事実上PCを新しくしてもWindowsを購入する必要がなくなるので、渋々アップグレードすることにした。
今使っているSSDがそろそろやばいと思っているので、SSDを買うだけで無料アップグレードできるのだからというのもあった。

とはいえ、タイトルに書かれてあるとおり、現在のWindows7の環境は全く変更していないし、今後もこの環境を使い続ける。つまり、いったんWindows7のあるSSDをPCからはずして、新しく買ったSSDにつなぎ変えてWindows10をクリーンインストールし、その後、再度Windows7のあるSSDに戻したのだ。

出来るかどうかやるまでわからなかったが、できてしまった。このやり方ならWindows7/8を使っていて、現在の所Windows10を使う予定のないユーザも、SSDやHDDの1つの購入で、自分の好きな時にWindows10に移行できる。企業ユーザは1万7千円を将来買うより安上がりだと思うが、どう思うか?128GB SSDなら5000円切っているぞ。

やりかた

1.以下のURLからWindows10のISOイメージファイルを入手する。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO

このサイトで最初にダウンロードして実行する、Microsoftの独自ツール(MediaCreationTool)からISOイメージをダウンロードするのだが、このツールだけではWindows10のインストールディスクは作成できない。作成先は一時的に保存するための容量のある(4GB以上)内蔵ドライブ、USBメモリ、もしくは外付けドライブを選択すること
てっきり、筆者はこのツールだけでインストールディスクが作成されるものと勘違いして、DVDドライブを指定してしまった。

2.ISOファイルを作成したら、そのファイルを右クリックして、「Windowsディスクイメージ作成ツール」を選択する。
そこで書き込み可能DVDディスクの入ったDVDドライブ、もしくはUSBメモリのあるドライブを選択する。
 筆者は1回しか使用しないので何度も書き換え可能なDVD-RAMで行ったが時間がかかった。空いているUSBメモリがあるなら早いのでそっちをお勧めする。4GB以上あれば十分だが、これまであったドライブの中身は全部消去される。


3.PCをシャットダウンし、その後、PCのカバーをあけて、中にある起動ディスク(SSDかHDD)のケーブル(電源ケーブルと信号ケーブル)を外し、Windows10を入れるディスクにつなぎかえる。
 ここで注意なのだが、Windows10インストール時、PCに繋がっているドライブはWindows10を入れるドライブのみにすべきだ。つまりこれまで使っていた内蔵ドライブは一時的に使えないようにケーブルを外すのだ。
 筆者はマザーボードの背面に装着してあるM/SATAドライブをそのままにしたため、Window10起動時はこのドライブがブートドライブになってしまった。だから、いくつもドライブがPCに繋がっているのなら、その中の1つがブートドライブになる可能性があるので、Windows10インストール時のみ、いったん、電源ケーブルだけでもいいから外すべきである。
筆者の場合、マザーボードをケースから外す手間があるので結局、M/SATAドライブがブートドライブにしたままにした。(追記;非常に面倒だったが、その後いったんM/SATAドライブをはずして新規SSDがブートドライブになるよう変更した。部品の付け替えは面倒だったが、ソフトウェアの設定変更は楽だった。Window10のISOディスクを入れて起動すれば、修正のメニューを選択したのかどうなのか忘れてしまったが、とにかく勝手に変更してしまったという記憶のみ残っている)

4.Windows10インストールディスクを入れて(USBメモリならPCのUSBポートにつなげて)PCを起動する。インストーラの指示にしたがってインストールする。
インストーラ内で、アップグレードインストールを選択する項目が出てくるが、それをやると先に進まない。クリーンインストールのほうを選択。
プロダクトIDの入力が必要になるが、このIDはインストール完了後に入れることも可能。なおプロダクトIDはWindows7/8購入時のパッケージに記載されている。このIDはWindows7/8内に表示されているプロダクトキーではない。

5.インストール中もしくはインストール後に、Microsoft IDでログインするように変更する。これは新しいPCを買ったとき、今回入れたID情報を引き継いで無料でWindows10を入れる際に必要な事だ。だから今使っているPCでWindowsの使用はやめるのであればいらない。ローカルのアカウントの方がMicrosoftに個人情報は流れないだろうし。

6.PCをシャットダウンし、Windows10が入ったドライブに繋げられたケーブルを外し、これまで繋がっていたディスクドライブのケーブルを元につなぎなおして終了。その後PCを起動すれば元の環境に戻る。

筆者の場合、ブートドライブが内蔵ディスクになってしまったので、Windows7は起動しなくてWindows10の起動メニューが出てしまったが、BIOSのセットアップメニューで(PCを起動直後DELキーなどを連打するか、押し続けると出てくる)、起動ドライブをWindows7の入っているドライブに変更することで元通りになった。ただ、最初だけチェックディスクが勝手に起動したが、ディスクに何も損傷を与えてないので全く問題ない。

今使っているWindowsのあるドライブにアップグレードインストールするのは一番ラクチンだが、問題も多い。OSをインストールする際はクリーンインストールにした方が問題が出にくい。最近ならドライバのインストールは勝手にやってくれるし、MS-Officeなどのソフトもインストールしなおせばいいことだ。問題なのはユーザのデータだけで、エクスプローラなどで外付けドライブにコピーするだけでいいはずだ。

追記(8/15)
Windows7を使用しているPCが最近の暑さで起動にえらい時間がかかるようになり、本当にやばくなってきたため、新たにマザーボードとメモリを購入して本格的にWindows10に移行することにした。

SSDは、ブログでも述べられているように、既にその壊れかけているPCで、Windows10をインストールしてあるので、それを利用した。インストール作業がまた必要なのかわからなかったが、試しに新しいマザーボードに何も変更せずにそのSSDをつないでみた。

何事もなかったように起動し、ログインできてしまった! そしてプロダクトIDを確かめると、認証されている!
CPUの世代が何世代も新しいのに、必要な各種ドライバが勝手にインストールされたのだろう。ビデオも推奨解像度になっている。
もっとも、その後のWeb上からの更新でビデオドライバはまた更新されたのだが。

要するに、Windows10がインストールされているSSD/HDDは、別PC上につなぎ変えただけでも実行してしまうわけだ。(しかし、LANのドライバは絶対に付属PCから事前インストールしてないと、Web上にアクセスしてその他必要なドライバを勝手にインストールできる訳ないのだが。だからすべてのPCでWindows10がインストールされたディスクを別PCに変えても問題なく起動できるとは断言できない)

Microsoft IDでログインしていると、以前使っていたWindows10の環境設定(フォントやIEのお気に入りなど)が勝手に引き継がれているのも助かった。とはいえ、情報流出の懸念からMicrosoft IDではなく、昔からある、ローカルアカウントを作成し、そのアカウントで使うことにした。

実は、Windows10は正式リリース前から、これまで述べてきたPCとは別のPCにインストールして、開発支援という名目で事実上タダで使っているものがあり、そのことも考慮すると、Windows10とは一度インストールしてMicrosoft IDと関連付けしてしまえば、PCをいくら変えようが再度購入する必要はなく、ずっと使い続けられるOSのようである。
posted by danpei at 16:05| software