2017年05月04日

久しぶりに聴いた「アニメじゃない」

昨日NHK FMでやってた秋元康の10時間番組はなかなか楽しめた。車を運転中に聴いていたのだが、高速で何十キロのの渋滞にはまり、観光地も渋滞で結局行けなくて頭に来ていたから、普通だとむかむかしてくるような元おニャン子のぬるいトークが慰めになってしまった。
 また、秋元康はビートたけしと知り合いらしく、たけしが電話口からよそよそしい口調で、まるで中小企業のオヤジのような感じだったのが非常に新鮮だった(笑)。

 とにかくいろいろな人が出てきて言いたい放題言っているのが面白かった。NHK FMというより深夜の民放AM局を聴いている様だった。古舘伊知郎は相変わらずで、昔もそうだったがラジオになると下ネタを言ってるし、秋元康作詞の楽曲はトークのおまけのような感じだった。

 それでやっぱり最後はAKBだかHKTの指原が出てきて、ふてぶてしさ全開だった。自らアイドルをプロデュースする?将来は芸能事務所を立ち上げ社長になるのか?そうなれば、実質的に女郎屋の女主人のようになるんだろうな(笑)。やはり誰かが指摘したとおり指原は福田和子だ。でもあの図太さは敬意はないが本当に感心する。筆者にも少し分けてもらいたいぐらいだ。

ブログタイトルに書いてある通り、「アニメじゃない」を久しぶりに聴けた。筆者もリクエストしようと思ったが、なんせ運転中だし、渋滞で遅れた分を取り戻すために追い越し車線で何時間もぶっ通しで運転していた状態だったからやる気がそがれた。
 この曲は、アニメ番組の主題歌なのに「アニメじゃない」というタイトルで、当時ものすごいインパクトがあったの覚えている。アニメの方(機動戦士ZZガンダム)はその時ほとんど見なかったが、この主題歌だけはしっかりと記憶に残っていたし、歌詞の言わんとしてる事もすぐに理解できたし、ガンダムでよく聞かれるセリフの意味とも合致していると思っていたから違和感はなかった。
 ただ曲名が「アニメじゃない」だから反射的に反感を持つ人が多いようだが、筆者が最初この曲を聴いたとき、ガンダムの世界は、実はアニメじゃなく本当の世界(もしくは未来の現実)なんだよ、というメッセージだと解釈したのでインパクトは強いものの、このタイトル名についても違和感はなかった。

それから何十年後かにこの曲の作詞者が秋元康だと知って、へーっと思ったわけだ。面白い曲だと思ってたが、秋元康は作詞の幅が広いと感心したよ。

不思議な事だが、男の作詞家は女の心を作詞し、女の作詞家は男の心を作詞するのが目立つ。無論全部の楽曲を知っているわけではないが、筆者が知っている狭い知識の中ではそうだ。男心を歌った歌で女が作詞したと言えば、TUBEの「ストップ・ザ・シーズンインザサン」なんて思い出すが、自分とは違う性の気持ちを詞にするのは、私情が入り込まずに客観的に分析した言葉にしやすいのかもしれない。秋元康は自分の中に少女がいると番組で言ってたが(笑)。

私情が入ると楽曲の完成度が低くなりやすいと思うね。ある程度詞の内容は広く一般的に共感しやすいものでないと受け入れられないので、個人的な感情をストレートに詞にすると単なる愚痴になりエンタメでなくなる。一歩引いた目線で作詞するというのは必要だと思う。

「アニメじゃない」は、よくある話で、UFOを見た人がそのことを人に話したときに馬鹿にされた話がモチーフになっていると思うね。もしくはオオカミ少年の話だ。自分の主張している事が嘲笑され悔しい思いをするのは個人的にも共感する。その嘲笑している人間を、「古い地球人」と詞の中で蔑んでいる。これはガンダムで言う所の「ニュータイプ」が「地球の重力に囚われた人類」や「オールドタイプ」と呼ばれる人たちを糾弾しているという事なのだろう。

posted by danpei at 12:56| Entertainment