2017年07月11日

ほとんどの場合、企業努力をすればする程、地球環境は悪化していく

北米で山火事拡大、1万8000人避難 カナダの州が非常事態宣言

この季節はまさに災厄の季節になってしまったな。日本は数十年に一度の豪雨が毎年起こり、海外でも同様の災害が頻発し、山火事、ドカ雪、熱波、浸水、最近では都市部に流氷ならぬ流雹が起こる。全部我々の経済活動の結果だ。
そりゃそうだ、ここ数百年で世界人口はグラフにしたらある時点から断崖絶壁のように伸びてしまったんだから。人間一人いるだけで大量の化石燃料を燃やし、森林を大量伐採する。

企業努力したところで、真の解決には絶対にならない。なぜなら現在の経済システムは非効率で無駄遣いをしなければ存続できないからだ。真の効率を追求したら売上高が下がってしまう。倒産しないために企業は効率性を追求するが、一方顧客には無駄遣いさせる、ぼったくる。社会全体で見たら何の解決になってない。

IT企業は究極の効率性を常に考えているが、それは自分たちの業務だけだ。面倒なものは誰かにおんぶにだっこしている。配送業者を酷使し、ネットユーザの書き込みなどの無償奉仕を実質自分たちの商売道具にしている。

日本は今は景気が良いと政府や金融機関関係者は言うが、真の経済実体を表さない偏った経済指標での話だけだ。実際は企業業績は上がっているが多くの一般市民にその金が還流していない。しかし、それこそが資本主義の神髄だ。資本主義は多数の貧者を隷属しないと成り立たない仕組みだ。日本では資本主義の本当の姿を現したところで消滅していっている過程なのだ。
図らずも日本銀行の金融政策がそれを強く進行させてしまっている。日銀関係者の望みとは裏腹に。金利を極限まで下げる行為は企業の利益率も極限まで避ける事と同じであり、企業は本来存続できなくなる。

これ以上の破滅を防止するには何度もここで言ってるように人口削減しかない。日本では人口減がダメという風潮だが、それは永遠に増大し続けなければ成り立たない資本主義の思想であり、これは実質破たんしている。資本主義存続の大前提である人口増という必要条件は、最近の激烈な気象を見ればわかるように、それを望めば望むほど泥沼になっていくのは明白だ。デフレ問題は資本主義的思想では問題であるが、その思想自体が限界に達している現状では真の問題とは言えない。むしろ、所得が目減りしている多くの日本人にとっては幸いなことだ。

特に人口減は中国、インド、アフリカ各国などの経済発展著しい地域で行うべきであり、人口増を当て込んでいる企業からすれば何興ざめな事を言っているのだと思うだろうが、自分たちがやろうとしている事を推し進める程、不慮の事故で多くの人が死んでいくのを見る事だろう。現在は日本の地方でしか破滅的な災害が起こっていないが、都市部でそのような事が起きた時、多国籍企業の幹部らは自分たちのしている事の悪影響を少しは考慮するだろうか?
多国籍企業はでかい図体を維持するために倒産するまで全速力で走り続けなければならない哀れな存在になってしまったから、そんな心の余裕はもうないのだろうが。

もちろん、発展途上国の人達の生活向上に異論はない。しかし彼らの下世話な欲望に最大限応えるようなやり方は慎むべきだ。つまり儲けをある程度諦めないと、悪影響がさらに拡大する。発展途上国には主要国以上の最新の技術を導入して低コスト社会にするべきだ。たとえ儲けが少なくなろうとも。

マンパワーが少なくなる問題は徹底的な機械化で対処すべきだ。欧米では今でも移民という名の奴隷輸入を行って自国経済を支えさせているが、こんな非道徳的な手法をするより、世界各国で機械化を更に押し続けて移民の必要性をなくすべきだ。貧しい国を豊かにすれば移民は発生しないし、移民受け入れ国での人種差別などの軋轢もなくなる。

各国が豊かになり、人口増の問題も解決され、圧倒的に低コスト化が進めば貨幣の必要性もなくなっていき、その時点になれば国の統合が起こっても何の問題もないだろう。もちろんそれは単純に経済面だけの話で、それ以外の感情的対立が各国にはあるからそう簡単にはいかないだろう。
posted by danpei at 12:30| 政治経済