2019年07月17日

第二次産業、第三次産業はますます商売にならなくなる

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1907/17/news088.html
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最近のSNS運営会社は儲かるなら何でも飛びつくダボハゼの様な会社になっている。会社を存続させるために業態を変えていくのは当然だろうが、全くの脈絡のないものを繋げるより、全くの別会社か別サービスにするべきだと思う。
最近思うのは、ソフトウェアなど第三次産業は当然として第二次産業もますます商売にならなくなっていっているという事だ。トヨタが車のサービス会社に変わろうとしている事からも特にそう感じている。

もう、商品の完成品を売りつける商売は成り立ちにくくなっているのではないだろうか?車でさえそうなのだから、電気製品なども当然だ。ソフトウェアも昔からDIY化しやすいからそうだし、これからは一部の寡占会社が、社会のインフラを支える形でのみ存続できると言う方向に行っている。
だからソフトウェアはよく知られているGAFAと言われる複数の企業が各国政府に尻をひっぱたかれながら存続していき、それ以外のソフトウエアの大会社ははほとんど存在しない形になる。
工業は、必須の基幹部品を作るメーカーと、資材メーカーだけが大企業として生き残り、完成品を売るメーカーは小規模業者として生き残るか消え去るかどちらかになる。大部分の完成品は製造装置の小型化低廉化や流通の発達により個人レベルでも製作できてしまうだろうからだ。

だからこそ複数の日本の大手電機メーカーが軒並み大幅減益で別資本のものになってしまったのであり、それは中国韓国のメーカーも同様の道をたどる。中国の経済成長鈍化は、アメリカの制裁も原因だろうが、その制裁前から鈍化はしていたのであり、日本が韓国に対して行う資材輸出の手続き強化も同様だ。電機メーカーは基幹部品を作っていない限り大幅減益になる。
 ファーウェイの最新スマホの発表会では、カメラが優れている事ばかりアピールしていたが、これはスマホがもう成長産業ではない事、カメラを作ってないファーウェイの脆弱さを示している。それでもこの会社は通信設備でシェアを持っている会社だからまだマシだが、セキュリティ面の懸念からアメリカが制裁に入っているので今後の見通しは不透明だ。
 これからは安ければ何でもいいと言う風潮は是正されていくだろう。高度な技術は、それを操る人間の精神性が高くなければ破滅につながる。これは兵器に限った話ではない。

とにかく、あらゆる業種が商売にならなくなっていくだろう。その結果、税収が落ち込み、社会保険料が値上がりし年金支給額も下がる。各国国民が政府をあてにしなくなり、政府の権威や権力も低下していく。
 一般市民の大部分が貧民になれば、大金持ちも資産を結果的に切り崩すことになる。市民から金を取り上げる事が出来なくなり、現在所有している資産の維持管理が難しくなっていくからだ。金持ちが自分の資産を目減りさせないようしている株券や債券の価値は、結局一般市民のカネや奴隷労働が原資であり、所有するカネは少なくなっていき、奴隷労働も是正されていく世の中では高い利率や株価を維持できない。慌てて貴金属や芸術作品に投資しだすかもね(笑)不動産転がしも活発化させ、資産防衛だけに汲々とした人生になる事だろう。何て哀れな人達だと思ってしまう。

あらゆる階層の人間が金儲けの為だけに時間を費やし人間関係を作る虚しい人生を送っている。そして、その人生も徐々にできなくなっていく。それがこれからの世の中だ。
posted by danpei at 14:09| 政治経済