2020年03月02日

五島勉氏の名誉回復。2020年はドンピシャの予測

「ノストラダムスの大予言」で世間を煽ったとされ、1999年に何も起きなかったじゃないかと糾弾された五島勉。しかし、この人が売り上げ増加という商業主義のために煽り立てて書いたのではないのは、彼の本を読めば明らかだ。
一つ当たらなかったから全否定するのは間違っている。0か1の判断基準しかない単細胞のようなメディアや一般市民には深い考察などできる訳ないから仕方ないのかもしれないが。彼らは斜に構えて他人を嘲笑することで己の情けない人生を慰めているに過ぎない。
...そんなことはどうでもいい。このブログエントリーで五島氏の本に書かれてある、ここ十年の世界の予測を紹介し、彼の名誉回復につながってほしい。

「ノストラダムスの大予言・スペシャル日本編」P.205-P.208から
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「大王が」襲って過ぎた後の時期の事をちょっと書いておく。
 それは2010年から20年ごろのことになると思うが、この時期のあなたを待っているのは、3章でも触れた謎の「サチュルヌ」だ。「”月”のつぎには”日の国”が栄え、その次にはサチュルヌが支配する」と『セザールへの手紙』で予言された、あの不気味なサチュルヌだ。
 占星術ではそれが「土星・衰亡」を、ローマ神話では「原始農業の神」を、古語では「鉛・毒・汚染」を、カバラでは「中国」を意味すること、3章でざっと説明したとおり。
 問題は、これらのうちのどれが、私たちの未来に待っているサチュルヌか、ということだが、私はそれを、「これらの全部だ」と考える。
 ほかの詩からそう解けるのだ。たとえば「日の国(ル・ソレイユ)」は、たびたび言ってきたように、あきらかに国のマークのことで、占星術や自然の太陽ではない。「月」もヨーロッパまたは欧米白人文明のことで、占星術や自然の月ではない。

中略

サチュルヌも同じことなのだ。未来を予知した言葉である以上、これは占星術や自然の土星のことではなく、国を示しているのは疑いない。
 しかしそれだけではない。その国が支配する時代の性格が「まるで土星みたいになる」と言うことも、併せて予言したのだと思われる。
 で、それをいま言ったサチュルヌの意味全部と重ねれば、これは何よりまず、近未来の中国の事になるだろう。近未来の世界の国々の中で、中国が相対的にいちばん大きな力を持って、のし上がってくる、それがここで予言された「サチュルヌの支配」の基本的な意味だろう。
 だが、それは同時に、そのとき世界が、「まるで土星の暗示のような」衰亡と汚染にのめりこんでいく、ということも併せて示しているのだ。

中略

 そういう時代に中国がトップの座につくとすれば、気の毒としか言いようがない。いくら国の勢いが強まっても、地球と人類をおおう荒廃は、「国の勢い」だけでは手に負えない。
 ノストラダムスはそこも冷厳に見通していたようだ。彼は「”日の国”が栄えたあとサチュルヌが支配する」と書いた。しかしそれが新しい繁栄に結びつくとは、どこにもひとことも書かれてなかったのだ。
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この本の初版第一刷は昭和62年12月20日と書かれてある。西暦だと1987年。33年近く前。バブル経済真っ最中だ。ソ連がまだ存在していた時で、この本でも米ソと書かれていて冷戦時代をベースに解説している。日本がいい気になっていった時代であり、その当時日本のテレビで中国と言ったら、NHKのシルクロード特集や、西遊記など悠久の歴史や自然、おかしな習慣を紹介するだけの国だった。その時代に中国台頭を予測した日本人はほかにいただろうか?
この本では、世間では外したとされる1999年恐怖の大王についてこだわった記述が多くみられるが、まだ確定されていない予言詩の解説が見られる。まだ五島氏の名誉は回復し、評価は上がっていく…そう願いたい。

「セザールへの手紙」は、Wikipediaによると幼い息子セザールににあてた手紙(成長した後読むことを想定している)で、ちょうど465年前(1555年3月1日)にしたためられた。
https://ja.wikisource.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%89%8B%E7%B4%99
posted by danpei at 19:46| others