2020年05月26日

テンポの速い曲は大ヒットしないのか? ほか


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横文字大好きな小池百合子東京都知事の発言で、新型肺炎関連のフレーズが詰まった仮想セットリストで一部ネットが盛り上がったが、筆者はそれが盛り上がる前から「東京ららばい」のメロディーで東京ロックダウンと家の中で歌っていた。それで思い出したのがサザンオールスターズの「東京シャッフル」だ。



久しぶりに聴いてみようかと思ったが、Youtubeにもなさそうだし、さかんにamazonが980円の音楽サービスに入れと勧誘してくるので、無料期間があるから試しに入って聴いてみた。
「あれ?音質良くないな」
これが率直な感想だ。東京シャッフルでそう思って、今度は最近出たサザンのアルバムを聴いてみた。....やはり良くない。今度は同じアルバムを売っているamazonのページから試し聴きしてみた。やはりこちらは音質が良い。
これは非常に残念だ。昔のアルバムならそんなに大差ないようだが、最新のアルバムはレコード会社側かamazon側か知らないが、明らかに音質を落としている。それも大幅にだ。正直言ってラジコより劣っていると言ってもよい。つまり48kbps未満と言うことだ。最低128kbpsぐらいは欲しい。実際はどれくらいなのかわからないが、とにかくひどい。
クラシックも聴いたが同じような傾向。音も平板で奥行きがなく、高音を効かせ気味なので更に痩せた感じの音になる。

要するに、amazonはさらに1000円プラスのハイレゾ対応のサービスに顧客を持っていきたいのだろう。楽曲が揃っていても音質が悪ければだめだ。amazonはショッピングサイト以外は余りよろしくない。amazon echoはツンボの爺さんと会話してるようだし、アプリの出来も糞過ぎる。その上ショッピングサイトでも最近では地雷であるamazonのプライベートブランド商品や、中華製品が幅を利かせ手気味だ。

他の音楽サービスはどうだか知らないが個人的にはやはり本当に気に入ったものはCDで購入する。ハイレゾ音源はいまだに聴いてないが、現時点ではCD以上の音質を求めていない。仮に聴いてしまったらハイレゾ音源が欲しくなるかもしれないが。ちなみに売り切り商品である、amazonの音楽MP3はこれまで一曲だけ購入した。ドラマ「DoctorX」で使われたSuperflyの「99」だ。こっちは問題なく音質が良かった。ビットレートは300kbps。MP3は購入してもハイレゾ音質を望まなければ問題なさそうである。

前に戻って「東京シャッフル」。ここからが本題だ。以前読んだ本か雑誌で作詞作曲した桑田佳祐が、きっちり作ったのに大して売れなかったという意味の事を発していたことを思い出した。
確かにシングル曲なのにアルバムにも入ってない(バラッドなどのコンピレーションアルバムにはあるのかもしれんが)から、バンドとしてもレコード会社からしても悪い評価なのだろう。
売れなかったのは事実だし、この曲を知ったのは高校の文化祭でダンスをやる組がこの曲を使った時だ。テレビやラジオでは聴いた覚えがない。
でも個人的には悪くない。好きな曲だ。軽快な曲で、桑田佳祐の才能と音楽オタクぶりを感じさせる曲だ。
では、今リリース直前と仮定してヒットするかどうか?多分ヒットしないと思う。現在の筆者の認識で当時リリースする時に同じ質問されてもヒットしないと思うだろう。

なぜか?テンポの速い曲でヒットした曲というのが思い出せないからだ。ヒット曲はテンポが速い部分があっても、必ずスローな部分が出てくる。特にサビやサビにつながる所だ。
テンポがスローな部分で多くの人が共感する歌詞が出てくるのなら、ヒットの可能性は高まる。
自分の知ってる中でテンポが速いヒット曲はあるのかと頭の中を巡らしたら、思いついたのは同じく最初に東京が付く「東京ブギウギ」。でもこれは「東京シャッフル」よりは全体的にスローだし、サビの部分は更にスローになっている。

桑田佳祐作詞作曲では「波乗りジョニー」か?100万枚以上のセールスだし間違いなくヒット曲だろう。でもやはりこの曲もサビや盛り上がる部分でスローになる。
一方「東京シャッフル」はテンポが速い部分ばかり。音を伸ばす部分はあるのだが、それは一音だけであり、ヒット曲に見られる、人々に共感を与えるフレーズ部分が全体的にスローになっていない。加えて歌詞は桑田佳祐特有のダイレクトに伝わらない、よくわからない内容の歌詞。メロディー主体のシンガーソングライターだし。
 サザンオールスターズの曲はデビュー当初、シングル曲からそうだが基本テンポが速いのが目立つ。桑田佳祐が最初に作詞作曲したという「茅ケ崎に背を向けて」もそうだ。
当時コミックバンド扱いされてたそうだが、「いとしのエリー」で評価は大きく変わっただろう。いうまでもなくこの曲はテンポの速い曲でない。

テンポの速い曲はヒットしないと思うようになったのは、リンク先に関連してるが去年の年末に見たBOOWYの最後のコンサート(1987年12月24日)を見た時にそう思うようになったからだ。
個人的には楽しめた映像だったが、一方でこの曲だけでは売れるわけがない、売れないから早期に解散に追い込まれたのだろうとも思った。アップテンポの曲ばかりだったからだ。
ロックバンドが長く活動するためにはやはりバラードが必須なんだろう。

では基本スローな演歌はどれもヒットするかといえば、もちろん全然そんな事はないのは誰でもわかる。競馬放送を聞き流した流れから、ラジオ日本の演歌ベストテンを聴いたが、昔からある同じような曲、歌詞ばかり。最近の演歌や歌謡曲は型にはまりすぎだ。ヒット曲は型にはまってない。八代亜紀の「舟歌」なんて民謡丸ごと取り入れているという大胆なつくりだし、歌詞も世捨て人が吐き捨てたような詞。演歌特有のメロディーに拘り、歌詞は異性の事だけに拘っていたら、出来てくるのは同じようなものばかりになる。

しかし筆者は石川さゆりの曲を最近購入した。と言っても演歌ではなくルパン三世のED曲(「ちゃんと言わなきゃ愛さない」)だ。大野雄二作曲のジャズをつんくが作詞した曲で、ED曲としてはよくできていると思うが、ヒット曲にはならないし実際にヒットはしていない。今の時代風潮ではジャズはヒットしないだろう。そもそもジャズ曲でヒットした曲は日本であるのだろうか?


posted by danpei at 14:32| Entertainment