自分が作ったプログラムが勝手に消されることが度重なり、いったい何なのかと調べたら、WindowsDefenderがマルウェアと認識して削除したらしい。これは筆者だけではなく、Web上で調べると他の人もそうなっていることを告白して質問している人がいた。
履歴を見ると去年からだ。じゃあWindowsDefenderを無効化しようとWeb上で方法を調べてやったのだが、肝心のマルウェアを認識する常駐プログラム(MsMpEng.exe)は実行したまま。このファイルは現バージョンでは管理者アカウントでも消す事が出来ない。管理者よりさらに上位の(いつの間にかそんなもんができている)Trusted Installerレベルだけがフルアクセスできる。加えてWindowsDefenderのサービスも既に管理者権限でサービス停止することはできない
WindowsDefenderは我々のWindowsPC上の全ファイルの生殺与奪権を完全に掌握する独裁者になってしまったのだ!!
これは決して大げさではなく、WindowsDefenderを停止させられてない現在、真実だ。Windowsが悪質なマルウェアになったとも言えるだろう
あと残る方法は、使用中のPCのHDDもしくはSSDを別のPCにつなげて起動して、MsMpEng.exeをリネームするか削除するくらいしかない。しかし、このやり方もディスク内容を暗号化必須にするようMicrosoftが仕向けているので無理になりつつある。
Windowsを使っている限り、ユーザはMicrosoftの完全コントロール下に置かれてしまったのだ。
WindowsDefenderの横暴により、実行ファイルを実行中でも問答無用で強制終了して削除し、編集しているファイルさえも改変させられてしまって使い物にならなくなってしまった。本当に腹が立つ!!自分のためだけに使っている非公開のソフトがマルウェアであるはずがないだろ!!
ちなみに、そのソフトのソースコードのあるフォルダ全体をWindowsDefenderでスキャンしたところまったく問題ないと出てくる。だから何らかの外部ソフトに感染したわけではなく、実行ファイルの挙動がおかしいと判断して削除したのだ。
完璧でないのにやる事はユーザの有無を言わさない。こんな独裁的な措置を何故Microsoftは認めるのだ?「これはマルウェアではない」と言う選択肢さえも用意しない。Microsoftは、自分らは全く間違える事のない完璧な神とでも思っているのか?
この筆者のプログラム(これの公開されている下位バージョンの説明はここをクリック)はWebアクセスする部分はあるが、それは単にWebブラウザの機能としてだけであり、外部アクセスはこれ以外にはない。
このWindowsの独裁的傾向は何年も前から感じていたが、こんなに酷い仕打ちをするとは全く思ってもみなかった。
このWindowsのプログラムの身勝手な行いのために、ついにフリーUNIXに移行をせざるを得なくなった。
本当に面倒な事だが、Windowsの「1984年」化が現実化したことにより、来年からはWindowsよりはるかに劣った環境であるフリーUNIXで環境を構築することになる。
今日はその厳しい決断を決定した日になってしまった。
開発環境の構築の整備は難儀を極めるだろう。まず現在開発中のコードを別OS用にすることはWindowsの機能に特化している部分が多く、基本的にできないからだ。
今年は政府も病院も何もかもさらに信用できないと思ってしまった年なのに…さらに追い打ちをかけるとはね。あまりにもそれが多くて、乾いた笑いにしかならん。
まあ、2年前だったかMicrosoftストアのずさんな実態を目の当たりにした時点でこうなる事は薄々感じてはいたのだが…
2023年12月18日
WindowsDefenderは勝手にファイルを削除する独裁者になってしまった。ついに、Windowsを離脱しなくてはならない時がやってきたようだ
posted by danpei at 17:29| software