2024年09月27日

石破新総裁は本当に意外

自民党次期総裁に石破茂氏 めがね取り顔ぬぐう 第一声は党改革「国民の信頼を取り戻せるよう」
https://news.yahoo.co.jp/articles/069f44e5867503403782fc7c25e8c1aa614f309a

粘り勝ちという事か。なんだかはっきりしない態度で、小難しい事言って人相が悪い。何で石破茂は自民党員には人気なのか理解できないと思ってたが、新総裁が決まり、長い目で見たら、日本の大きな流れとして、自民党福田派から清和会系の流れを汲む議員の支配の終わりであり、旧田中派の復権だと思った。もちろん田中派は今はなく石破茂も田中派では無いが、石破の父親は田中角栄に見いだされて政界に入った男だ。当然思想的なものは田中派に近いはずだ。
 またこの総裁選の結果は、別の言い方をすると米国支配から脱却になる政権だと思った。そう思ったら、石破茂が自民党総裁になり日本の新首相になるのは、当然の流れなのかと思った。

しかし、石破茂は米国が裏で陰謀を巡らし勃発したウクライナVSロシア戦争において米国が支援するウクライナ寄りの発言を演説でしたので実際の外交は本当に田中派が模索していた自主独立を貫くどうかは疑問符だ。岸田政権の継承と言ったのも気がかり。

 でも、大きな歴史の流れとして日本の自主独立を方向付ける結果になっていると思っている。将来の石破政権が短期政権になったとしてもこの流れは変わらないだろう。なぜなら米国が自滅していくからだ。当然裏で手を引いていた日本の検察による、米国が気に入らない議員に対する実質的な政治弾圧、旧統一教会を通した間接支配する手法はもうできない。

短期的には韓国や中国との関係は悪くはならないだろう。どちらの国も経済が疲弊しており日本の助けがいると思っている。徐々に反日政策が無くなっていく。彼らは悔しいかなそうせざるを得ないのだ。無論物事を公平に見られる人はどの国にもいるが、そういう人は非主流派だ。

もっとも、日本の首相が誰になろうが中国の台湾進攻は最終的に無いと筆者は思っている。あまりにも中国にとって代償が大きすぎるからだ。加えて、それを密かに願っている米国は自国内の内乱と対ロシアとイスラエルで中国に手が回る事は実質できないし、中国も現時点でも内乱状態だ。この両国は内乱に加えて自然の猛威で消滅、体制の大幅な刷新が強制的に行われるはず。

金融は、決選投票では金利を高くするなと発言した高市早苗が新総裁になると想定して円安だったが、石破新総裁確定となると早速円高に振れて日経平均先物は暴落している。やはり庶民の努力の上前をはねる投資家にとって、田中派系の新総裁はボロい金儲けはできないと思っているのだろう。もしくは投機筋が暴落を演じて金融政策を変えさせたいと言う脅しなのかもしれない。

基本的に石破茂はハト派議員に見えるので(少なくとも決選投票の相手だった高市早苗と比べて)、細かい事はあいまいにしてごまかす可能性がある。卑怯に見えるかもしれないが昔の一般的な日本人の典型かもしれない。

筆者は近い将来、石破茂は自民党を離党するのではと思っていたが、石破が自民党総裁になったことで、これまで自民党では主流派であった米国にべったりの清和会系議員や財務省べったり(結局これも米国べったりを意味する)の議員が追い出されるか、次期選挙で当選しなくなってしまう可能性が出てきた。もしかしたら旧自民党議員で今は野党議員である小沢一郎やその一派が政策連携する可能性もあるかもしれない。ハト派議員の連携の可能性だ。でも連立を組む公明党が離れない限り無理かな?でもこの宗教政党も内部分裂しそうなので政界が大きく変わる可能性がある。

やはり来年の「日本の大底」からの反転に備えた動きがはじまってるようだ。
posted by danpei at 17:08| 政治経済