https://www.youtube.com/watch?v=RgytAi7RAn4
Google主席エンジニア、発狂
GeminiAIの開発担当の女性エンジニアが、新たなる基盤ソフトウェアのシステム開発で1年かかってそのプロジェクトがまとまりかけて来た時に、試しにAI(Claude Code)に同様のシステム開発をAIに作成指示したところ、自分達と同等のものを1時間程度で作成したのだと言う(GoogleのAI開発担当者でもかなり驚いているようだ)。そのコードは完璧ではないが、現在そのコードを元に最適化するよう指示を出してるようだ。
動画では何故それが出来た理由として、専門家の視点として何を作成するべきかを明確に詳細に指示できたからと説明し、既に行っていた1年間の開発経験から、様々な課題や必要な仕様が明確化していたからだと述べている。
「正解の仕様」を与えられたAIは、その能力を存分に発揮でき、仕様を説明する能力があればAIが代替して作成できてしまう世の中になってしまったと述べている。
一方、この進化は若手エンジニアとベテランエンジニアとの生産性レベルの乖離が起こり、若手エンジニアが逆に技術を習得できなくなってしまう懸念が出てくるとも言っている。ベテランエンジニアがAIでこれまで以上に何倍もの仕事をできてしまうので、若手エンジニアの必要性、活躍の場が無くなってしまうと言う事だ。
若手エンジニアは経験不足からAIに適切な内容の質問や指示ができない。「質問力の差」が生産性の差につながってしまう訳だ。そして若手エンジニアは経験不足からAIの出力結果を検証する能力が乏しいから、ベテランエンジニアとの生産性の差はさらに広がる
…確かにAIに最初から詳細な内容の説明して質問をしたり生成したら、かなり思った通りの出力を得られる。筆者はより進化した検索エンジンとしての使用が多いが、かなり重宝している。少し前なら、検索したいものの正確な名前を事前に知ってない限り、その検索したいものにたどり着く事が出来なかったが、今では人に話すような文章で検索したい内容の特徴を言えば、割と正確に答えてくれるのだ。これは非常にありがたいと思う反面、ますます他人が不必要になる事になる。
人に話すように曖昧な物言いでも調べてくれるのなら、技術的な内容の明快で詳細な内容の質問ならほぼ一発で正確な回答してくれる。プログラム作成となると一発で完璧なものは出してこないが、とりあえず叩き台となるようなコードがすぐに出てくるのは、開発時間の大幅短縮につながる。
上記のGoogleの女性エンジニアの証言の様に、今まで作ったことのない全く新しい内容のコード生成は非常に苦労するものだ。それはプログラム開発だけに限った話ではないだろう。
でも、その苦労がないままAIに全部任せる事が出来るかと言えばもちろんそれはできない。これは上記動画でも明白だ。そもそも適切で明確な指示ができないし、そして検証ができなないからだ。 簡単な例でいえば、電卓で四則演算はできても実際に手作業で四則演算できなければ、操作ミスなどの理由により間違った答えが導かれた場合の対処ができなくなる。自分で計算できなければ、結果がおかしいと気づくのが遅くなる。機械で自動化しても検証作業は人間の思考力や経験が必要になるのだ。
だからどんなに技術が進歩しようと人間の努力は必要だ。使う人間のレベルが上がらなくては高度な技術を使いこなせない。これは精神の面についても言える。強欲な人間が高度技術を使ったらその人間は自滅するだろう。それは今の我々人類の現状であり、強欲な人間にとって高度技術は事実上の凶器だ。そもそも自らを制御できない人間なのだし、持て余し、使いこなせない。
2026年01月04日
AIが普及しても結局人は努力しなければならない
posted by danpei at 15:46| software
