2008年04月24日

またもや「表現の自由」で収入減の問題を正当化する企業

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/23/news132.html
(「ネット規制法、保護者も子どもも迷惑」とPTA連会長 MS、ヤフーなどと会見)

保護者の意見を聞いていないと言うPTAの人の意見は分かるが、MicrosoftやYahooの言い分は詭弁だ。「売上げが減るじゃないか」とはっきり言え! 保守管理に金をかけたくないからじゃないのか?この問題は有害サイトを設置し、または特定の個人を誹謗中傷の書き込みを放置したサイト責任者は、今後10年間サイト設置を直接間接関係なく許可しないようにし、書き込んだ本人もネットへの書き込みを一定期間事実上出来ないようにすればいいだけのことだと思う。

やり過ぎのように思われるが、これは車の免許停止と同じ事だ。今の人は目に見える物に対しては理解力を示すが目に見えない害悪については無視しているか、ほとんど理解がない。心の傷は目には見えないし、定量的に測る指標もないから今まで野放図にされてきているのだ。

でもそんなことをしたら、2chは即閉鎖になるだろう。また、誹謗中傷の線引きが難しいから、権力者側の都合の良いように解釈されれば、与党の批判が事実上出来なくなる可能性もある。とはいえ、誹謗中傷と批判は明らかに違うから、罵詈雑言をネットでわめき散らすバカをある程度は駆逐できる。無法地帯をそのままにしろという主張は全く正当性に欠ける。

各社の自主性に任せるなんて出来るわけがない。なぜならインターネットの発達は有害情報があるからこそ急激にインフラが整備されてきたからだ。猥雑な情報、詐欺的な情報、下心をくすぐる情報が発達させてきたのだ。ほとんどのネット企業のビジネスモデルなんて、下心をくすぐり、ユーザをいつの間にか自分たちの思うように誘導させる、詐欺的、サブリミナル的なものばかりだろう。

とにかく、Microsoft,Yahooも収入減を危惧して「表現の自由」という、もっともらしい事を言うとはあきれる。汚物を放置することも「表現の自由」で保護されるのか?馬鹿馬鹿しい。

もう、数社だけ好業績を上げたところでこの世全体の経済はほとんど終わっているのだ。どうあがいても業績回復など無理だ。回復しても一瞬だけだ。基本的に借金のつけ回しだけで成立し、元をたどれば埋蔵資源を乱掘しているだけの経済なのだ。最近のMicrosoftは色んなサイトに開発ツールの広告出して焦りまくっているからなのだとは思うが、かといって無法を蔓延らせてでも収益を上げようとするんじゃない。

両者が好業績を上げると言うことは、サーバーやPCがたくさん売れてフル稼働するんだから今はやりの地球温暖化に貢献することにもなる。CO2が悪者かどうかは疑わしいが、今の経済のままでは利益追求が環境悪化に貢献しているのは間違いない。

利益至上主義ももうお終いだ。利益追求の土台の上に自主規制という倫理を持ち込むのは間違っている。今となってはカネ儲けと人間の健全な発達は二律背反になってしまった。利益を上げるためには誰かを搾取し、詐欺まがいのことをしなくてはならなくなっている。
posted by danpei at 10:14| internet