2008年05月13日

地井武男の老後も大変かもしれない

http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=a2oQ9fVGCct0&refer=jp_home
(米AIGは危機的状況、株主総会延期を−グリーンバーグ前CEO(2))

あのうさんくさいCMを年がら年中垂れ流しているアメリカンホームダイレクトの会社だ。つい最近も粉飾決算が指摘され、以下のサイトによると会長が逮捕されたそうだ。
http://blog.goo.ne.jp/sdfa2000この会社自体が安心できないなら、50、80、喜んでなんていられない。それ以前に、筆者はこの会社の商品、詐欺としか思えないと最初から思っているけどね。この世知辛い世の中で、バラ色の未来を夢想させるサービスがあると思いこませるCMからして、詐欺だと思ってしまう。これも小泉構造改悪の結果だ。

とはいえ、筆者は外資だろうと日本のものだろうと、保険そのものを信用していない。というか、保険に入っておけば大丈夫という安心感が逆に危険を増大させてしまうと思うのである。これは生命保険だけに関わる話で、車の自賠責保険や企業向けの本当にリスクを分散するために入る保険のお話ではない。

健康保険など、国の保険もどうなるのかわからない。財務省が日本が破産に近いと日本国民に脅しをかけ、増税やら何やらで負担増を強制したいのは明らかなので、このままいけば国債を紙切れにすることも考えられなくもない。もちろんそうすれば日本の債務はかなり解消するが、国民がどう思うか、役人は恐れるだろう。

今はどう見ても、十年以上前からそう思うが幕末のような状況で、福田首相が徳川慶喜の役割を果たすのではないかと思えてきた。もちろん自民党とつるんでいる高級官僚も権力を失うだろう。

それにしてもAIGがなくなるとしたら、テレビ業界はさらに苦況になるんじゃないのか? 今でも広告収入が良くないと言われているのに。
posted by danpei at 11:08| 政治経済