http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20379814,00.htm
(グーグル、Google Chromeのアドレスバー「Omnibox」に入力されたユーザー情報を収集)
そんなもんじゃないのかと思っていたから案の定、こんな記事が出た。Google ChromeはJWORDやGoogle Toolbarより遙かに多くのユーザ情報収集のために開発されたツールなんだろう。上場企業がフリーソフトを出す時は、ユーザにとっては気に入らない何らかの副作用があるのだから、注意すべきだ。
Firefoxも検索ボックスに入れられた情報をGoogleに売っているそうだし,規模に関係なく会社は知らぬ間に個人情報収集を行っているのだろう。いずれみんなに嫌がられて捨て去られるのに馬鹿なもんだ。テクノロジーに明るくない多くの一般市民からすればGoogleイコール キモイ という共通認識がここ1ヶ月で相当強くなっただろう。しかし記事中ではGoogle ChromeはMicrosoftにとって脅威とか言っているが、ちゃんちゃらおかしい。
エバンジェリストがどんなに布教しても気に入らないものは使わない。だからサイト側に圧力をかけて、Google ChromeとかIEではなくては表示できないようなWebページにさせるだろう。MSDNなんてIEでないとうまく表示できないしね(自社のサイトだから当然なんだが)。
Googleはあらゆる場面でユーザ情報を取得したいのは明白だ。
いったんIE上のGoogleツールバーをインストールしてしまうと、これを削除してもIEのアドレスバーに検索文字列を入れるとMicrosoftの検索サイトではなくGoogleにリダイレクトされる。加えてGoogleツールバーのアンインストール時にもなんらかのインターネットアクセスを試みる。これはWinXP付属のファイヤーウォールでは検出できない。Googleストリートビュー使用時にGoogleはPINGアクセスをしてくる。これも同様にWinXP単体では認識できない。(ブロックはしているとは思うが)
ブラウザの処理速度が速い遅いという話が最近多いが、それ以前にWebページがあまりにも動画を多用して遅くさせているというのも考えるべきだろう。昨日カシオのホームページへ行ったらCPU使用率が90%以上になった。4年前のAthlon64 3500+ 2.2GHzではもう遅いというのか。インターネットの世界ではエコとか言われる世の中になっても電力消費を絶えず上げる方向に行っている。
2008年09月04日
Googleブラウザはやはり個人情報収集のため
posted by danpei at 09:33| internet