2008年10月27日

Web2.0的なるものは新手の搾取だったか

http://wiredvision.jp/news/200810/2008102421.html
(IT企業のレイオフ状況と、「Web2.0型無料経済は消滅」予測)

やっとまともなことを言う人が出てきたか。アフィリエイトは不特定多数の営業マンを集う事だし、オープンソースはIBMなら高いサービスを払わせる呼び水だったり、Googleなら誰かが作ったモノを拝借し、誰かにデバックさせて開発費を抑える事だし、動画サイトの二次創作物なんて、オリジナルと比較なんて出来ないろくでもないものばかりだし、無料というキーワードで多くの人を騙し搾取し、新たなる文化だと声高に主張しているだけだ。何でも2.0を付けりゃあいいという風潮も嫌いだね。
関連するが"バージョンアップ"と言う言葉も嫌いだ。ソフトウェアに携わっている人間ならバージョンアップという言葉に対して良い意味として用いている人はいないと思う。バージョンアップというのは単なる修正版のときも使われ、Googleで見られるように永遠のβ版を提供するという、自ら自分が情けない事を世間に告白することと同じだからだ。(Microsoftが自分たちの本にもβ版を付けたことには苦笑してしまったし、小室哲哉が真似して自分の曲に対してプレリリース版なんてのを出していた)
加えて、大した機能追加でもないのにバージョンアップという言葉で利用者から金を徴収しやすくしているという気分の悪い言葉でもある。

だいぶ脱線してしまったが、この無料経済モデルは筆者の所得もゼロにすることであり、現在の経済システムでは到底納得できない。もちろん最終的には本当の無料の時代はやってくる。いつになるのかはわからないが、今の権力者や同じような連中が跳梁跋扈している限りそれはやってこないだろう。権力者の力の源泉は貧困を作り出す事であり、貧富の差が大きければ自分たちが思う存分他人を利用できる。一般人が本当に自活できてしまうと権力者はその存在意義を無くしてしまう。
posted by danpei at 12:21| internet