2009年02月19日

官僚の実質的脅しは無視しよう ほか

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090219-00000148-yom-pol
(年金は2020年代に破綻、国庫負担率引き上げなければ)

厚労省が誠実に年金運用しているなら憂慮すべきと思う人は多いだろうが、彼らは最初から年金をまともに運営する気なんて無いのだから、こんな事言っても単なる脅しにしか思えない。財務省が(政治家などを通して)事あるごとに消費税増税をもくろむ発言をしているのと同じだ。国民を考慮しての発言のように見せているが、実は己の権力保持のための発言にすぎない。早く年金は彼らの虎の子のカネが詰まった共済年金やその他社会保障費も一元化して税方式にするべきだ。どうせ今の腐敗官僚は粛清される。一定税率にすれば年収の違いによる不公平感はなくなる。もちろんそのための税率は消費税並みに抑えないとだめだろう。

確定申告も必要無いくらい税体系を簡略化して、税金は法人税、所得税、消費税など3種類程度に抑えて税率は年収、売り上げに関係なく税率は一定。減価償却なんてのは廃止。各種控除も廃止。控除や償却は、官僚や税理士、会計士の権力の源泉だし、彼らの存在理由だ。これで徴税コストを大幅に下げることができ、自動集計もやろうと思えばできる。節税対策をできなくするくらい簡略化させるのだ。儲けた分の1割とか2割だけが税金と決めてしまえば、年収に関係なく平等になる。メガバンクも税金を払うことになるだろう。(最高12%ぐらいが限度だろうな)

山ちゃんが言っているが、一定税率(フラットタックス)の国はアングラマネーが表に出て税収増になるのだという。筆者は官僚の腐敗と彼らの権力の温存に貢献している今の複雑な税方式はやめるべきだと思っている。

もちろん今の年金などを含めた特別会計は全廃にすべきだ。国のカネは全部一般会計にして、その配分は国会議員に権限を持たせる。これで官僚は国会議員に逆らえなくなる。官僚はまさしくスタッフと言うべき人間となるだろう。もちろん国会議員は今のように寝ている時など無くいつも頭をフル回転させる必要がある。

以上の事を実現化したら税収が減ると思う人がいるかもしれないが、現在所得低下から実質所得税を払っていない人が多いはずだし、これからも増えるのは確実なのだから一定税率にすれば税収増になると思う。一人あたりの税額は少ない額でも、たくさんいればかなりの額になる。

加えてもう既に年金は破綻しているのだし(システムとしても破綻している)、国の借金は一人あたり500万以上もある。そして人口は増えない。彼らがこの想像を絶する借金を作った主犯なのだから、まずは官僚をいろいろな意味においてリストラすべきだ。そのための一つとして簡略化した税方式で彼らの権力をそぐ必要がある。
posted by danpei at 14:24| 政治経済