2010年02月18日

子供だましのゲームを生業とする哀れな大人達

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/17/news087.html
(「パッケージ市場崩壊、iPhoneアプリももうからない」 ゲームメーカーが生き残るには (1/3))

めずらしくIT関連メディアが倫理面での問題を提起している。筆者が禿同した部分は2ページ目の「もうかるソーシャルゲームの“罪”」とそれに続く「情報過多が生み出す弱さ」という章で書かれてある部分だ。
以下がその抜粋だ。--
「もうかるソーシャルゲームの“罪”」から:

「もうかるソーシャルゲーム」の課題も指摘する。「人間の欲望をいかに掘り起こし、ユーザーがかかえているコンプレックスを徹底的に商品化しようという方向に世界が進んでいる」

「クリス・アンダーソンの『FREE』で説かれているのも、人の心の中の一番柔らかいところに入り込み、いやらしい感じでわしづかみにしないとお金が取れなくなっているという実情だ。最近一般的になってきた行動経済学も、人間心理をたくみに利用してお金を取ろうというもの。だが本当にそれでいいのか」

「もうかるソーシャルゲームの“罪”」から:

このまま情報過多が続くと、自分にとって都合のいい情報だけで生きる人が生み出されてくるとみる。

「情報過剰になると、特定の情報を信じたいと考える人だけで社会が構成され、社会全体が弱くなる。余ったコンピューティングパワーは、その人が欲しいと思った情報だけで世界を構成するようになり、その狭い世界で欲しい情報だけで塗り固められていく」
(これはツイッターのことだね)
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今は金儲けの為には人間の邪悪な欲望に訴えなければならない事が多くなってきている。サルをサルのままにさせて儲けようというやり方だ。そんな事をしなくては儲からない世の中は相当なデフレ社会だ。

また、社会工学的手法で人類を裏からコントロールするやり方は陰謀論者も度々指摘していることだ。携帯ゲームにはまっている若者はそれに気付かず、朝から晩まで携帯電話の画面に釘付けだ。ドコモの携帯電話のカタログを見たが、ほとんどが若者向け。それも若い女向けにデザインされた携帯電話が目立つ。


記事ではそんな世の中でも日本のゲームケーカーに活路はあると言っているのだが、そこまでして努力する意味があるのかと筆者は思う。カネの奴隷に成り下がっているだけじゃないか。今の時代、何が何でも売り上げを上げようと言うだけでは会社内の士気も落ちるだろう。なぜなら金儲け以外、意義が見いだせないモノを売ったところで本当に満足するわけではないからだ。

子供だましのゲームを真剣に開発しようと努力する大人達がむなしく見える。
posted by danpei at 09:55| software