2010年05月12日

やはりプルダウンメニューがないのは不評だったか

(マイクロソフトのおすすめは64bit OSで32bitアプリ )

「(Office10では)いったんOffice 2007で消してしまったファイルメニューを復活させている。」という。プルダウンメニューを廃止してリボンインターフェイスにしたのは、これまでの初心者へのPC教育が無駄になってしまうと思っていたし、筆者自身も使い方に最初手間取った。IE8やWindows7のエクスプローラではALTキーを押すとプルダウンメニューが現れてこれまで通りの操作が行えるし、Windows7付属ソフトぐらいなら何とかなるが、(しかし付属のペイントはさすがに手間取った)、Officeなどの高機能アプリでそんな事されたら、ほんとに訳わからなくなる。Officeではないが、筆者はMicrosoftのGUIに盲目的に従うオートデスク社のAutoCAD 2010やLT2010(もちろんプルダウンメニューの無いリボンインターフェイスだ)を使った時は、本当に訳がわからなくてレイヤーの変更もできなかった。
 このCADソフトは下にコマンドラインがあるからMS-DOSを操作するようにコマンドを直に打ってやればできなくはないのだが、それではGUIの意味がない。コマンドラインの存在意義は実質カスタムアプリと非常時に使用するためだけだ。
 最新版の2011では知らんが、結局オートデスクもプルダウンメニューをデフォルトで表示させるようにするだろう。

Microsoftは要するに「イケてる」インターフェイスと思ってやったのだろうが、使う側はほとんどの場合とんがったオタクではないのだ。この傾向は各種APIの実装でも見られる。かつてのボーランドでもやった過ちだ。(因みにリボンインターフェイスはボーランドのアプリの方がずっと前からあったがそれでもプルダウンメニューはあったからとまどうことはなかった)
 オブジェクト指向技術を極めれば極めるほどシンプルなコードになり、効率的にコードを生成できると思って、結果初心者にはものすごく取っつきにくいものになってしまった。COM(Component Objectなんたら。もう忘れてしもうた)なんてその最たるものだろう。まあこれは直に使っている人はあまりいないとは思うが。XMLのコードもその傾向が見られるね。

数学者が少ない記号を使った式ですべての事象を表現できることに無上の喜びを感じるような傾向を持っているのだろう(...って、筆者は数学者から直接そんなことを聞いてはいないのだが)。

本当に直感的に操作できるシンプルなインターフェイスでなければ、見た目の悪い鈍くさいインターフェイスの方がまだマシというわけだ。
posted by danpei at 10:02| software