2011年12月08日

改正不正競争防止法は拡大解釈可能だ

ベクターからメールが来た。不正競争防止法が改正されたので要するにやばいソフトは登録中止してくださいという内容だ。具体的には光学メディアソフトやゲームソフトのプロテクトはずしを行うソフトや機器を念頭においている。

しかし社団法人 コンピュータソフトウェア著作権協会のPDFを見ると拡大解釈が可能な所が問題だ。改正後
「技術的制限手段を回避する機能以外の機能を有していても、技術的制限手段の回避の用途に供するために提供する場合はその装置なども規制対象となる。」

(何とまあ頭がおかしくなるような文章だ。もっと簡潔に書けないのかねえ)

要はプロテクトをはずすソフトや機器が、その主要機能以外の機能を有してもプロテクトはずしの機能が提供されていれば、それらは規制対象になると言うことだ。

改正前はプロテクトはずしの機能のみ有したものだけ規制対象となっていた。

この改正後の文章を読むと、例えばWindowsの機能拡張を独自に行うソフトも規制対象になると拡大解釈できるだろう。「技術的制限手段を回避する機能」こそ、ユーティリティとかツール類の存在理由だからだ。ハードウェアなら、例えば車の出力を上げたりする機器も規制対象に含めようと思えば含められる文言だと思うね。

特にメーカーはソフトにしてもハードにしても改造されるのは基本的に良い気分はしていないはずなので、気に入らない商品があればこの法律を盾にカスタマイズ商品を駆逐することが出来ると思う。

筆者のソフトももちろん広義ではその対象に入るだろう。
posted by danpei at 16:24| software