2012年04月27日

現場を無視して上司が調子いいこと喋っているだけか? 他

Windows開発責任者が、突如、日本でRelease Preview版を発表したワケとは?

前半部抜粋

「Windows OS 開発の責任者である米マイクロソフト Windows&Windows Live担当プレジデントのスティーブ・シノフスキー氏が、Windows 8の新たなマイルストーンである「Release Preview版」を、2012年6月第1週に公開することを明らかにした。
 実はこの発表、当日の朝になって、シノフスキー氏が急きょ公表することを決意したものだ。午前10時から始まる基調講演に向かう車中、突如、シノフスキー氏が、Release Preview版を公表することを、日本法人スタッフに打診。当然のことながら、周りのスタッフは大慌てとなった。
 Windows 8に関しては、2011年5月に、来日したスティーブ・バルマーCEO(最高経営責任者)が、事前の打ち合わせもなく、「Windows 8は2012年に登場する」と公表して、米本社側がこの発言を打ち消すのに奔走したという経緯がある。」

思い出すよなあ。上司がソフト開発の現状を無視して、外部に新バージョンは出来ていると電話で話していた事を。他にも、新バージョンが出る、または作るという話も社内でないまま、雑誌で新バージョンが出ると初めて知ったというのもあった。
 筆者の場合は本当に出せるようなレベルでなかったから冗談じゃないと思ったのだが、Windows8の場合は既にベータ版を出しているから現時点で無難に動いているバージョンを出せばいいので上司の対外向けに話す、景気づけの為のホラ話が嘘になる事はないだろう。
現場では問題があって製品版にしたくないと思っていても、後でWindowsUpdateで修正してしまえばいいだけのことだしね。
それにしてもソフトウェアビジネスはほとんど無くなったも同然だ。Microsoft以外は。Appleはハード事業あってのソフト事業だし、ソフト専業業者は今存亡の危機に立たされていると思う。ほとんど全部Windowsがサードパーティが提供するソフトウェアを取り込んでしまうから、屍累々の世界になってしまったのだ。
筆者の友人は受託開発をやってたが、それが出来なくなって業務用ソフトの販売サポートをしているのだという。受託開発もパッケージビジネスも、そして今はやりのアプリビジネスも駄目では業界が停滞するか、消滅する。

今ソフト専業で有名なところと言えばadobeしか思い出せない。仮想化ソフトのVMWareもWindowsServerに同じ機能であるHyperVが乗っかってしまっては終わったも同然だ。NetscapeもBorlandもLotusも無くなりSunMicrosystemsはデータベース大手のOracleに買収され、そのOracleが今元気良いようには思えない。Microsoftはデーターベースもやっているしね。日本企業はジャストシステムしか思い出せない。この会社は業績不振から畑違いの会社であるキーエンスの傘下になってしまった。
 結果、大多数の貧しくて弱い連合であるオープンソース陣営がシェアを伸ばすことになっている。彼らの努力をうまくかすめ取ったのがGoogleだ。

iPhoneアプリもAndroidアプリも、そしてこれから出てくるメトロスタイルのWindowsのアプリもほとんどが個人が作った本当にささやかな物ばかりで、ソフト専業業者が作ったアプリはほとんどでないだろう。携帯ゲームなどの例外はあるが、大概はハード製品を使いやすくするツールが主だろう。
 仮に多くの人を魅了する新たなサービスやソフトを出してしまえば、すぐにインフラの構築者であるMicrosoftやApple,Googleが真似をし、もしくはその企業やソフトを買収してしまう。

ソフト関連企業に限らず今の企業はどんどん買収、合併して規模を大きくして競争に勝とうというやり方だ。これは健全な姿とは思えない。いずれ自らの図体を支えきれなくなって分裂するか、トレンドが変わってそれに対応できずに一瞬でなくなる可能性が出てくる。でかいだけに被害も甚大だ。国は民主化されても企業はジュリアンアサンジの言うように北朝鮮のようになっていく。不幸な状況になっているように思えてならない。
posted by danpei at 09:21| software