2012年10月19日

ウイルス作成にVisualStudioを使うのはごく自然なことだ

プロの開発者が作成か=高価な専門ツール使用−証拠隠滅の痕跡も、PC遠隔操作

「このウイルスを入手、解析した情報セキュリティー会社「ラック」(東京都千代田区)の西本逸郎専務理事によると、ウイルスは「VisualStudio2010」というソフト開発ツールを使って作成されていた。数万円から数十万円以上する専門的なソフトで、素人が購入することは考えにくいという。」

ツイッターのトレンドを見てこの記事を読んだが、アホすぎる記事だ。筆者も一応専門家だが、VisualStudioはWindowsアプリ開発の標準的な開発ツールで、このツールの開発元であるMicrosoftがサードパーティを事実上ぶちのめしたから、オープンソース以外これしか開発ツールは事実上選択せざるを得ないのだ。正確には他にもあることはあるが、ほとんど存在しないに等しい。ウイルス作成ならこれを選択するのはごく自然なことだと思うよ。

 おまけにこのツールは無料版があるから購入しなくてもウイルスは作成できる。ユーザインターフェイス開発の必要がないウイルスの作成なら無料版でも十分だろう。そして無料版でも初心者が簡単に開発できるC#やVB.NETが利用できる。シマンテックのHPにコードの一部が載っていたが、犯人はこのどちらかの言語を利用したのだろう(APIを調べたらC#のようだな)。

でもC#でウイルスを作成したとしたら、逆にプログラム作成が面倒のような気もしないでもないが。まあC#はC言語並みに細かい制御ができる様だからね。
posted by danpei at 09:55| software